2021年3月22日2 分

今、世界でも注目されているグラス植物の楽しみ方

最終更新: 2021年3月23日

ロハスガーデンズplus店の正面入口でひときわ目に付く素焼きの大鉢に、まさに「物静か」という花言葉がピッタリのベアグラスが植えられています。

色鮮やかな細葉が弓なりに垂れ下がり風にたなびく姿は、決して華やかではありませんが、存在感があり、頼もしいです。

近年、「グラス」植物が世界的にとても注目されています。

「グラス」と言っても、たくさんの種類があるのですが、ロハスガーデンズplus店では、ベアグラスという種類の植物を大きな鉢に移植して育てています。

主に「カレックス」という名前で流通しているベアグラスですが、実は日本原産の植物で、和名「オオシマカンスゲ(大島寒菅)」や「シマカンスゲ(島寒菅)」または「ハチジョウカンスゲ(八丈寒萓)」などと呼ばれています。

「Bear(ベア)」=「耐える」という語が用いられていますが、寒さや切り花としてアレンジメントにも耐えられる性質から付いたそうで、真冬の間も常緑で乾燥にも強いので、手間のかからないローメンテナンスのお庭の彩りとしてお勧めのアイテムです。

実は…ロハスガーデンズplus店のベアグラス、もともと庭に地植えしてあったものなのですが、鉢にお引越しをしたところ、表情もガラリと変わり、とても軽やかでクールな印象に!

庭に輝きを添えてくれています。

そんなベアグラスにも春が訪れたようで、葉の間に茶色の花穂が咲きました。

さっそくユニークでかわいいベアグラスの穂に、新芽で生えそろったシャープな青葉を添えて、そこにガーデンで摘みとった癒しのローズマリーやクリスマスローズなどの植物をあわせ花束にしてみました。

そっと部屋に飾ると、たちまちハーブの香りで包まれて、つい笑顔が…

お散歩シーズンなのに大手を振ってお出掛け出来ないけれど、自宅のお庭で四季を感じ、お気に入りの草花に癒される…

ステイホームならではのロハスなライフスタイルを満喫中です。

ロハスガーデンズplus店ローズでした。

学名:Carex oshimensis 'Evergold'

別名:カレックス、オオシマカンスゲ

科・属名:カヤツリグサ科・スゲ属

原産地:日本

分類:常緑多年草

グラス植物はこちらのブログでもご紹介しています

https://www.to-oh.co.jp/post/blog20200904

お庭の楽しみ方はこちらのブログでもご紹介しています

https://www.to-oh.co.jp/post/blog20200929

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