
ロハスガーデンズの考える
メンテナンスフリーの庭
06
お庭のプロが取り組む雑草対策と手強い 雑草ベスト3
雑草が生えないために、プロは何をしているの?
ロハスガーデンズでは、年間を通して「庭の雑草をなんとかしたい」とお客さまよりご相談いただくことが多いです。
繁殖力が強い雑草は、放置しているとあっという間に増えて大変なことになりますよね。
雑草が生えないように日々チェックをしていても、気が付くと立派に成長していたなんてこともよくあります。

一般的には、雑草を増やさないために薬剤をまいたり、一気に刈り取ったりと色々方法はありますが、お庭のプロフェッショナルである私たちロハスガーデンズではどうしているかというと、
・・・ひたすら抜いています。
あとは、グランドカバーになる植物を植えて、雑草が生きにくい環境になるように、なるべく土の部分を無くしています。

「ひたすら抜く」という回答となってがっかりされたと思いますが、雑草を抜くにもいくつかポイントがあります。いくつかをご紹介しましょう。
雑草抜きのポイント
① 雑草が小さいうちに抜く!
新芽の時期は、春が4~5月ごろ、秋が9~10月ごろになるので、この時期に集中して作業すると庭の管理が楽になります。
② 花が咲いていたら抜く!
とにかく種をつけさせないようにします。
種は風を利用して飛んだり、直接はじけたりして、どんどん仲間を増やしていきます。
③ 雨上がりに抜く!
雨上がりは土が湿って柔らかくなっているので、雑草が抜きやすいです。根っこも綺麗に取れやすいです。
④ 根っこを残さず抜く!
根っこから直接芽を出す雑草もあるので、できるだけ切らないようにして抜きます。
あまり神経質にならずに、雑草を見つけたらすぐに引っこ抜くようにしています。
ただ雑草を抜くだけの地味な作業ですが、ポイントを押さえると少ない労力で済みます。
さて、さらに雑草のことを知ることも有効です。勝負に勝つにはまず敵を知ることです。
それでは、ロハスの庭にある「手強い雑草TOP3」をご紹介します。
ロハスガーデンズの手強い雑草TOP3

【第3位】カタバミ
カタバミ科の雑草です。道端などでよく見かけませんか?
葉っぱがハートの型をして、黄色の小さな花がとても可愛らしいですが、コンクリートの隙間など場所を選ばず生えてきます。
花後は、すぐにロケット型の実をつけて種を飛ばすので要注意です!(1メートルくらいは飛び散るようです)
茎は地面を這って広がりながら増えていきます。
細い根が張っているので、きれいに抜くのが難しいです。

【第2位】ハルジオン
こちらも道端や空き地などでよく見かけますよね。
キク科で北アメリカ原産。4~6月にピンクや白の小さい花を咲かせます。
大正時代に日本へ伝わってきたときは、園芸種とされていましたが、繁殖力が強いので「雑草」扱いになってしまったそうです。
地面にべたーっと張り付くように葉を広げて増えていきます。
根っこが細かいので、地中に根っこが残っていれば、そこからまた生えてきます。
取っても取ってもすぐに出てきます。

【第1位】ドクダミ
お茶や薬などに利用され多くの効能がありますが、ドクダミ科の雑草です。
庭の半日陰の場所を好み、地下茎を伸ばして、どんどん増えていきます。
地下茎を取らないと、いくらでも芽が出てくるので、いったん根付いてしまうと取り除くのが大変です。
本当に雑草の生命力はすごいですよね!
雑草以外でも何かお困りのことがありましたら、ロハスガーデンズにご相談ください。ぜひお待ちしております。
メンテナンスフリーの庭の施工例
ロハスガーデンズの手がけた「メンテナンスフリーの庭」の施工例です。
(習志野市)