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「中之条ガーデンズ」を知っていますか?日本でも珍しい回遊式ガーデン(前編)|ロハスまち歩きレポート

  • 執筆者の写真: LOHAS gardens
    LOHAS gardens
  • 11月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:6 日前


今年の8月に訪れた群馬県中之条町ガーデンめぐりの続きです。


庭を歩きながら、さまざまな角度から変わる景色を楽しむことができる回遊式ガーデンの「中之条ガーデンズ」にやってきました。


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中之条町にあった公園「花の駅 美野原」を、新たに町のシンボルとして再生した「中之条ガーデンズ」


12ヘクタール(東京ドーム6個分)の広い敷地は、いろんな表情を持つ「ローズガーデン」、草花を渦巻き状に植え付けた「スパイラルガーデン」、宿根草が中心の「ナチュラルガーデン」、中之条町に生育する植物たちの「ふる里の野山」など、7つの庭とファームエリアに分かれています。



「ノットガーデン」


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ノットガーデンとは「結び目花壇」と呼ばれるイギリス独自の庭園の様式で、入場するとすぐに見えてきます。



「藤棚」


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ノットガーデンの隣にある藤棚は、上から見おろすというスタイル。

藤棚には4本の若木が植えられていて、これから少しずつ完成に向かっていくそうですよ。



「ローズガーデン」


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自然石のアプローチを抜けると、水盤の水面に景色が映り込む空間が現れました。


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遠くに見える「スパイラルガーデン」が絵画のようです。



「スパイラルガーデン」


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ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんが手掛けた庭です。浅間溶岩石の石垣を進んでいくと、ガーデンの中心に向かいながら、宿根草を中心とした植物を楽しむことができます。


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スパイラルガーデンを取り囲む円形のエリア「スパイラルフィールド」は、冬から春にかけて小麦、夏から秋にかけてアゲラタムが広がる空間。


一面アゲラタムの花畑の中に、石垣で立ち上げられた渦巻き状の花壇が続きます。



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宿根草を中心とした植栽を高い目線から鑑賞できるレイズドベッドの花壇。

屈まなくても鑑賞できるようにデザインされています。



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石垣の隙間には、あちらこちらに、こぼれ種で出てきた植物が顔を出していますね。



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グラス植物と花の重なりが夏から秋への移り変わりを感じさせます。



スパイラルガーデンは、他にはないガーデンデザインと宿根草などの植物が調和して、とても素敵な空間でした。


スパイラルフィールドで実った小麦は、お土産用のクッキーとして利用されているそうです。

サステナブルな取り組みですね!


※クッキーはお土産に買って帰りました。素朴で優しいお味のクッキーでした。



次回は中之条ガーデンズの後編

「ふる里の野山」と「ナチュラルガーデン」をめぐります。



(リンク)前回訪れた中之条花楽の里のレポートはこちらです


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