江戸時代、房総の地には幕府直轄の馬の牧場が置かれていました。
牧場の馬は完全放し飼いだったため、牧場と村の境界に高い土手や深い堀を作り、馬が逃げ出すのを防いでいました。
そして、牧場の出入り口には、木戸(門)が設けられました。
船橋では馬込町や高根木戸など、それに由来した地名が数多く残っています。
ロハスガーデンズの事務所がある船橋市大穴地区にもその名残があります。
~海老ヶ作 錠場(ジョッパ) 跡~

(Googleマップからのスクリーンショット)


ここはかつて海老ヶ作という集落があり、入り口には木戸がありました。
木戸では、夜になると鍵(錠)をかけていたので「錠場」とも呼ばれ、それがなまって「ジョッパ」になったそうです。
海老ヶ作の由来は、五差路の地形が川エビの頭に似ていたことから名づけられました。

交差点近くのバス停付近には、野馬土手の一部が今も残っています。

近年、船橋市大穴地区では新築一戸建て、分譲住宅が増えてきました。
近くには梨園や牧場などがあり、自然豊かな土地でもあります。
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